宇宙連詩完成シンポジウム2008-03-09 Sun 06:03
事の始まりは「月にねがいを!」とかぐやにメッセージを搭載してもらった所から。
まさか国際宇宙ステーションに私の詩を記録保管してもらえる事になるとは夢にも思ってなかったなぁ。 昨年(2007年)12月某日のこと。 月探査衛星「かぐや」の情報をみるついでにJAXAのサイトをあちこち見ていたら、「宇宙連詩」なるサイトにたどり着いた。概要やらなんやら読んでいて「国際宇宙ステーションに保管予定」という言葉に、「へぇ〜、すごいなぁ」なんて思いながら、「かぐや」のメッセージ応募と同じ感覚で、ちょっとした記念のつもりでなんとなく「詩」らしい形の文を投稿したのが12/15。第19詩応募締切日の2日前の事だった。12/18、「宇宙連詩」から返信がきた。てっきり「応募ありがとうございました」ってな受付確認済のメールだと思っていたら 「この度、松永さんの詩が第19詩に選ばれましたので、ご報告申し上げます。」 ・・・はぁ?!?!?!(@◇@;;;) ちょーーーっと待って?!?!?! 「詩」とよべるかどうかもわからない私の文が選ばれたんか?!?!?!;;; まっさか、選ばれるなんて微塵も思ってなかったから晴天の霹靂とは正にこの事である;;; サイトで見るまで知る事もなかった「宇宙連詩」の言葉で検索をかけてみると、プラネタリウムで使われてみたり、学校の授業で取り組んでいる所があったり、そこには私の日常生活からはあまり縁のなさそうな世界が・・・(^-^;) なにせ私が投稿した「詩」はHiroへの公開ラブレターみたいなもんで(笑)しかしHiroにとっては雑音以外のなにものでもないワケで、何がどうして選ばれたんだか(^_^;;;)『捨てる神あれば拾う神あり』とはよく言ったもんだ(笑) しかしなんにせよ、国際宇宙ステーションに保管されるのは嬉しいし、ありがたい事だなぁ(*^-^*) 年が明けて2008年2月8日に第24詩が公開されて、完成披露シンポジウムが開催される事になり、しばらくしてその案内メールが届いた。シンポジウムで、作者にきてもらって自身の詩を朗読してもらうという企画をしているので参加しませんか、という内容だった。一応自分の詩の責任(←ってなんだよ(笑))みたいなのもあって、シンポジウムには行くつもりにしていたから、こっ恥ずかしいのもあったけど、2度はできない体験だし旅の恥はかき捨てだー(笑)(^O^;)という事で、シンポジウムのパンフレットに掲載するプロフィールとコメントと一緒に『参加します』と返信した。 そんなワケで3月9日(日)晴れ。 台場の日本科学未来館・みらいCANホールにて、宇宙連詩第2期『星があるの巻』のお披露目シンポジウムに参加してきました。当日は1時から打ち合わせとリハーサルがスタートだったのですが、飛行機の時間の関係で(ちょっとでも安く(^^;)と思って参加案内メールがくるより先に既に取っていて、時間の変更ができない切符だったんですね〜;;;) 絶対間に合わない旨を事前連絡して、PM1:45に会場到着。荷物を持ったまま、ちょうど朗読のリハーサルがスタートした所に間に合いました。 みらいCANホールは座席数300ほどのこじんまりしたホール。(講堂とか大会議場、みたいな感じかな?) 連絡をいれておいたスタッフの方がホールの入口で待っていたので到着の遅れをお詫びしつつ、案内されて機材の調整やらリハーサル進行中のステージを横切って下手の袖に行くと、作者のみなさんが詩の順番どおりに並んで待機していた。風邪っぴきで息をゼーゼー言わせながら深呼吸もしつつ、前後の人を見るとなにやら朗読の為の原稿らしきものを持っている。多分、集合した時の打ち合わせで配られたものかな? 自分が書いた短い詩だから覚えてるし、本番前までに貰ったらいいかなと思ってたら、そこにいたスタッフの方が気がついて、他にもう1人、もってなかった人の分とあわせて持ってきてくれた。顔を見て、この人は確かサイトに写真が・・・と思ったら、JAXA宇宙環境利用センターの山中勉氏だった。リハーサルの独特の緊張感と静けさに、私の前後の女の子達(第18・21・23詩の作者)に「めちゃめちゃ緊張するね〜!!! 手に変な汗がっ(笑)(^O^;)」などとヒソヒソ声で話しかけたりしていると、山中氏がニコニコしながら 「大丈夫、宇宙を感じて、星を味方にして!」 ってな感じの励ましのお言葉・・・聖闘士星矢かいっ(笑) 星やら宇宙に関わっている人の励ましの言葉は、ちょっとスケールが違うようだ。(^O^) 本日の総合司会進行役はNHKエグゼクティブアナウンサーの桜井洋子さん。(「ダーウィンが来た!〜生きもの新伝説」で「ヒゲじい」とのトークやナレーションをされてます。勿論他にもいろいろご活躍されています。) 進行手順を1つ1つ確認しながら、作者が順番に朗読、作者が来ていない詩は桜井さんが代読する。この朗読は、500万個の星を映し出すプラネタリウム装置「メガスターII」で、真っ暗にした会場に星を投影しながら行われるのだが、朗読する私達は、光が一切漏れないようにステージ下手袖の暗幕に仕切られた所にいて、その様子は見られない。朗読する側には絶対見る事が不可能なワケで、よく「演奏中のステージを自分も客席から見てみたい」と言うアーティストの気持ちがほんのちょっとだけ、わかったような気がした(笑) 山中氏によると、大岡氏の記念館???で、この宇宙連詩の本人朗読版を見られるんだか聴けるんだか???するようになるとかいう話があるとかないとか。もしそうなったとしたら、その時は記念館を訪ねてみなければなるまい(^o^) とりあえず、風邪っぴきだったもののリハーサルでは普通に自分の思っていたように読む事ができた。朗読後、作者紹介があり、ステージに全員登場する。背の高さ等の関係で並びを決め、進行具合でどうなるかは本番次第のインタビューのリハ。桜井さんがマイクを向け、一人ずつ詩に対するコメント等を聴いていく。「どちらからですか?」と聞かれて「大分県です」と答えると、おーっという声とともにスタッフの皆さんから拍手が(笑) 予想はしていたが、参加した作者の中で、やっぱり私が一番遠かった(笑) 飛行機に乗ってまでしてくるなんてアホな事するのもそうはおるまい(^-^;;;) それが終わるとそのままステージから客席に降りて、客席で講評や講演を聴く、という流れで私達作者のリハーサルは終わり。控え室に戻る前に桜井さんから作者のみんなに 「私達(アナウンサー)も作った方の気持ちを一生懸命考えて、心をこめて読む努力はしているのですが、やはり作者の方それぞれの思いがこもった朗読は違うなと思いました。とてもよかったです。本番も頑張ってください。よろしくお願いします。」 ってな感じのお言葉をいただきました。「"ヒゲじい"って言ってもらいたいなぁ」などと思いながら(^O^;)ありがとうございます、とお礼を言って控え室に戻る。 ご飯食べに外に出る時間があるかな〜と思ったがそんな時間もなく、風邪っぴきなのもあるから動き回るのは控えて、非常食(笑)として持っていたカロリーメイトを食べながら、さっき朗読用原稿と一緒に貰った今回のシンポジウムのパンフレットを読む。他の方々も、学生さんは勉強したり(翌日から試験だったそうだ(^o^;))それぞれ思い思いに過ごしている。 パンフレットは連詩の他にサイトで公開されている『言葉をめぐるエッセイ』や、今回発表がある小学校や高校の、授業での取り組みの報告記事も一緒に載っている。連詩はいろんな星の写真を背景に使ってあり、その横にプロフィールとコメントが載っているのだが、さっき、リハでインタビューされた時にそれぞれの詩のコメントを聴いたのと相まって、まるで水と油のように自分がものっすっっっごい浮きまくった存在である事をひしひしと感じて、一所懸命に投稿している方々に 「ホンマすんません;;;;; m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m」 と平謝りしたい気分になった(((((^_^;;;;;;) それは今回の自分の投稿のきっかけやらなんやらが、あまりにも地に足の着いてないと思われる所(^-^;)からきているせいで、自意識過剰とかではないと思う、・・・多分(^^;;;) 浮きまくってたのが逆に目をひいて個性的であったのかもしれない、とも思ったりするけども。←ものは言い様か?(^o^;) 開演時間が近づき、みんな一斉に控え室を出て、リハーサル通りステージの袖に連詩の順番どおりに並ぶ。少しして、JAXA宇宙教育センター長の的川氏をはじめとする詩の作者でもあり、出演者でもある皆さん方がやってきて、連詩の列に一緒に並ぶ。開演までの時間に会場を見てきた女の子によると客席にはそんなに人はいないとの事。・・・いいんだか悪いんだか(^-^;) 普通なら客席に座ってステージを見ている客側にいるワケだが、今回は一応シンポシウムを開催する側の一部でもあり、客側でもあり?の立場で、オープニングの拍手やら挨拶を裏の方で、あんまりはっきりとは聴こえない状態で聴いているのはちょっと不思議な感じもしつつ、いよいよ朗読本番。リハーサルしたとはいえ、やはり手に変な汗がっ(笑) ステージのスクリーンモニターに詩を映し出していた(と思われる)のと合わせてスタッフが合図を出し、一人一人朗読していく。リハではマイクスタンドが立っていたが、それぞれの身長差に柔軟に対応するためだったのか、本番ではスタッフの方からマイクを向けられて朗読をする形になっていて、あっちゅー間に自分の番がまわってきたのだが・・・リハでは風邪っぴきながらもかろうじてクリアな声だったのだが、ここにきて思いっきり風邪声がでてしまった〜;;;;; まさか咳払いをするワケにもいかないし、長い朗読でもないのでそのまま、ややしゃがれたような声で自分の朗読終わり。リハの時は自分の思っていた所でほんの一瞬、間をとっての朗読ができたのだけど、思わぬしゃがれ声にあせってしまい、それもできず。あーあ、つくづく、本番に弱いなぁ〜(^_^;)・・・ま、しゃ〜ないか。緊張したのはきっと他の人達も同じだろう。全体的に、リハの時よりもみんな早口で朗読してたなぁと思ったしね(笑)(^o^;) 全員が読み終わり、会場に明かりが戻って、桜井さんが名前を読み上げている所でステージへ出て客席の方へ一礼し、並ぶ。ステージの照明であんまり客席がはっきりとは見えないけど、確かになんか人少ない感じやな〜(笑) それがなんとなく身内だけでの発表会みたいな雰囲気で、緊張はしたものの足が震えるような事にならなかったのはよかったかな。私の後ろは高校生と中学生の女の子で、身長の関係もあって彼女達が手前に並ぶ形になり、時間の都合で結局、桜井さんのインタビューはほぼその2人に絞られたのだった(^o^)お疲れ様っ(笑)(このブログを知るはずもないけどね(笑)) 続いて、今回の宇宙連詩に関わった方々の紹介もされ、拍手の中、私達もステージから降りて客席へ。はあ〜、終わった終わった〜(笑)(^O^) 続いてはこの宇宙連詩の裁き手である、大岡信氏の講評。ステージに椅子が2脚用意され、桜井さんとのインタビュー対談形式で話がすすむ。宇宙連詩への投稿は、海外からもあわせて毎回100人程度あるそうで、全部に目を通すのだが、全然頭に入ってこないとか(^_^;) 言いたい事がたくさんあるのか、それを詰め込んで詩が長くなりすぎているとの事。コツは、短くすることと元の詩を裏切ること。自分一人でなく複数の人でやるもの、前の詩を裏切ることで自分のものが生きてくる、のだそうだ。大岡氏の講評を聞いてなるほど、「前の詩を裏切ってる」かどうかは解らないけど「短い」って事が選ばれた理由の1つにあったんだろうな、とは思った(笑)(^o^;) その昔、Hiroの存在なんか全く知らなかった青春時代(笑)、某占い雑誌のポエムコーナーに、これまた気紛れで投稿して掲載されたポエム(*)も短かったのだが、考えてみれば「詩は短いもの」という概念みたいなものを、私自身はぼんやりと持っていたのかもしれないな。 *その詩↓ 小学校、高校の、授業での宇宙連詩への取り組みの報告発表(会場の外の通路に一部展示がしてありました)の後、宇宙連詩山梨版『星つむぎの歌』について、作詞家の覚和歌子さんの講演。「宇宙連詩」の言葉で検索をかけるとわかるのだが、『星つむぎの歌』に関しての方が圧倒的にヒット数が多かったりする。(というか、ほとんどそればっかり(笑))この企画を立ち上げた後、これが歌になって平原綾香さんが歌う事に決まってから、一気に応募数が増えたそうだ。いろんな意味でわっかりやすいな〜(笑)(^O^;)「青は藍より出でて藍より青し」、そのお陰で『宇宙連詩』という言葉やその取り組みの裾野が広がっていくのはいい事だよな。 その平原綾香さんのビデオメッセージも流れた。そのまま続いて、覚さんと谷川俊太郎氏の言葉についての対談。 谷川氏「詩に曲をつけられると、たまにね、どうしてこんなものになったんだと思うこともあるんですよ。まぁどれとはいいませんけどね。」 覚さん「はい、聞きません。」(笑) 谷川氏「CD-Rだかで宇宙ステーションにおいてありますけど、これが宇宙空間を漂っていって、誰かが読んだりとかするのかな、とか。私は日本語が宇宙人にもそのまま伝わると思っているんですよ。波動とかオーラみたいなものでね、どうでしょう?」 どうでしょう、ってCD-Rが(正しくはDVDだが)宇宙空間を漂うって事は、国際宇宙ステーションが木っ端微塵になるって事ではないんでしょーか、センセイ???(^o^;) 途中で対談だか漫談だかわからなくなるような内容になって会場大爆笑になりつつ、谷川氏が「もうそろそろ時間もいいでしょ?」とかなんとか言って終わる(笑)(^o^;)『シンポジウム』というちょっとお固いイメージのあるもので、こんな大爆笑がおこるとは思ってもみなかったなぁ(笑) そしてJAXA宇宙教育センター長の的川氏による宇宙についての講演。自身で作った連詩を交えながら、宇宙についての最新の情報や過去の哀しい事故などについての内容の後、JAXA宇宙環境利用センターの山中勉氏による宇宙連詩の今後について。ここで初めて、3/11に打ち上げられるのは第1期宇宙連詩が入ったDVDで、今回の宇宙連詩第2期『星があるの巻』は、12月頃から国際宇宙ステーションに長期滞在予定の日本人宇宙飛行士(現在の所、若田宇宙飛行士)によって打ち上げ保管される予定という事がわかった。2/8に第24詩が発表されているから、編纂は終わってるんだろうし、DVDに焼くのなんてすぐできそうだが、スペースシャトルに載せる、JAXAからの公式な搭載物として、いろんな検査があったりして時間もかかるんだろうな。考えてみれば第1期の詩も『きぼう』が打ち上げられるまで1年待っているワケだし、宇宙飛行士は何年も訓練をしているんだし、宇宙に行くのにはあせっちゃいかんという事か。今後、第3期の宇宙連詩では国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士にも参加してもらったり、アフリカのウガンダの中学校でも展開される予定で、来年の『世界天文年2009』でも公式にとりあげられる予定なんだそうな。衛星打ち上げやらスペースシャトル打ち上げみたいなハデさはない感じだけど、地球サイズで展開されていくものなんだなぁ。 という事で、これで締めてシンポジウムは終了となった。 終了後、私達作者ともろもろの関係者の方々がステージに集まって、メガスターIIを真ん中にして記念撮影をする。ステージヘの照明が一段と明るくなる中、報道陣のフラッシュを更に浴びながら「ひゃ〜、Hiroとかっていつもこんな事やってんだなー」なんて思っていたのだった(笑)たくさん写真を撮られても、それが記事に載るワケでもなく、ほとんどは廃棄されていくのだろうが(^o^;)記念に1枚ぐらい自分の分として欲しかったなー、なんてね。ホントは2度はない記念だし、大岡氏や谷川氏にサインをお願いしたかったのだが、パンフレットにサインは無理(星の写真がベースなのでほぼ全ページ真っ黒なんですね、これが(笑)(^o^;))、まさかメモ用紙とかを出すワケにもいかず、諦めました。オノボリミーハー気分の頭働かせて色紙とか持っていけばよかったなぁ(^^;)←後悔先にたたず。風邪っぴきで頭働いてなかったのも事実(^_^;) 失礼千万を承知で言わせていただくと(^^;)大岡氏も谷川氏もその辺歩いてたらきっと『フツーのおじいちゃん』にしか見えないのだが、その語り口はとてもパワフルで、的川氏や山中氏にも感じたのだが、みんな小学生の男の子みたいな意思を持っているなぁと思ったのだった。いくつになっても、ボーイズアンドガールズ、ビーアンピシャス!!(^O^) 撮影が終わって、控え室に置いてた荷物を持ち、会場の入り口でパンフを数冊貰って途中まで、前後でしゃべっていた女の子2人と一緒に帰途についた。相手してくれてありがとう、お2人さん(^o^)(ってこのブログを知る事もないと思うが(笑)) 宇宙連詩第2期『星がある』の巻は、編纂された24詩を筆頭に、投稿されたすべての詩や学校での取組などもDVDに収録されて、12月頃に国際宇宙ステーションに打ち上げ、保管予定になっている。 私自身は地球上の日本にいるけど、思いをつづった言葉、言うなれば私の『言霊』はかぐやで月に行ったり、スペースシャトルに乗って宇宙に行く。その身軽さ?が羨ましい(^o^)←そーいう問題か?(^o^;) 私は地球にいるから、私の『言霊』は地球生まれなワケだけど、もし意思があるならば、国際宇宙ステーションに保管された『言霊』は、そこで地球の事を懐かしく思ったりするんだろうか?(^O^) 国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士が生み出す『言霊』は、宇宙生まれではあるけれど、宇宙飛行士自身は地球生まれだし、地球に行ってみたいとか思ったりするのかなぁ、なんてありもしないアホな事を考えてみたりしつつ、連詩のDVDが打ち上げられるだろう2008年宇宙の旅(笑)、空を仰いでみるのだった。
宇宙
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